![]()
歯科医院の看板デザイン編

歯科医院のデザイン編では
広告の規制緩和で「広告できるようになった事項」
を中心にデザインのポイントを解説していきましょう。
これまで歯科医院の看板というと「表札」として医院名が書いてあるだけのものがほとんどでした。
しかし、平成19年4月に厚生労働省の「医療広告ガイドライン」が提示され、
看板に記載できる内容が増えたのです。看板に関係することをざっくりと書きだしてみると、
・先生、スタッフの写真
・先生、スタッフの略歴
・先生、スタッフの専門性
・医院の建物、施設の写真
・治療方法の方針
・ホームページのURL、メールアドレス
などです。
確かに記載できる内容は増えたのですが、知ってましたか?
歯科医院の数はコンビニの数より多いってことを・・・。
近所のあっちにもこっちにもある歯科医院の中からお客様に選ばれるためには、
どのような“第一印象”をつくっていけばよいのでしょうか。
医院が発見されるために「大きな看板を掲げましょう」という同業他社もありますが、
私はこの意見に反対です。
どんな商売でもそうですが、
優れたサービス、優れた商品を持つお店や歯科医院を近所の人は放っておきません。
口コミで自然とお客様が増えていくのです。
原色の色を派手に使いこれでもか、という感じで自店を目立たせるのは、逆効果で命取りです。
消費者の目はごまかせません。
あまりお客さんが入っていないから、派手に宣伝しているのかな、と思われているかもしれない、
ということを肝に銘じておくべきなのです。
つまり看板はできるだけ控え目に美的センスの優れたものを掲出する、ということが重要です。
たとえば、下記のヤナセ歯科さんの看板の写真を見てください。
デザイン案
![]() |
![]() |
![]() |
実際の完成写真
![]() |
![]() |
![]() |
この看板は、
世界で唯一、ヤナセ歯科だけのオリジナルの造形意匠の看板です。
このこだわりが歯科医院の差別化、そして独自性に繋がっていきます。
通常、このようなスタンド看板は、
メーカーの既製品にインクジェットを出力した看板が圧倒的に多いのです。
そのような看板を否定するつもりはありません。
しかし、
コンビニより数の多い歯科医院のほとんどがどこも似たり寄ったりの看板
を出しているということは、
看板に工夫を凝らすと他の歯科医院より一歩抜きんでるチャンスでもある、ということです。
また、もうひとつ桜井歯科医院の看板の写真を見てください。
デザイン案
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
実際の完成写真
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
魚の造形を2匹付けた遊び心のある看板です。
この魚のキャラクターは先生自らがデザインしたものです。
小児歯科をおこなっている場合、このようなキャラクター看板は、子供に評判がいいのです。
こんなことがあったのを覚えています。
まだ小学生だった私は、歯医者さんが大嫌いでした。
でも、学校の近くにある歯医者さんに、カバの口に小鳥がくちばしをつけて動く看板があったのです。
私は、その看板が大好きでした。
ちょうどテレビで「カバトット」というお人好しのカバと
その口の中に居候している小鳥のトットのアニメを見ていましたから、
余計にその看板が気になったのでしょう。
「歯医者さんに行くのは嫌だ。
でも、あの看板のある歯医者さんなら、行ってもいいかな・・・」
子供心にそう思ったのを、今でもはっきりと覚えています。
まだ表札のような看板を掲げている歯科医院さんは、
この機会に看板を見直してみてはいかがでしょうか。






























