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大学への委託研究
興和サインでは、「屋外広告のデザインと再生記憶の関係」など「人の記憶に残るデザイン」、「売れるデザイン」の科学的、論理的な解明のためにさまざまな研究をおこなっています。
千葉工業大学との委託研究の一例をご紹介
この研究では、屋外広告のデザインと再生記憶の関係について調べました。
具体的には、
看板の印象が時間の経過とともにどのように変化するのかを、
・ 印象評価
・ 記憶の再生実験
によってあきらかにする、というものです。
対象サンプル

矩形(平面的)サンプル

変形(立体的)サンプル
まずはイメージ評価
まずはそれぞれのサンプルの第一印象について、
被験者は「個性的」「大胆」「落ち着いた」「固い」「美しい」などのキーワードで評価します。

イメージ評価の風景
記憶の再生実験(1回目)
つづいて、イメージ評価の直後に、それぞれの造形物についてどのぐらい覚えているか、
被験者に実際に書き起こしてもらいます。
これにより、覚えられやすい造形とそうでない造形が明らかになります。

記憶の再生実験、見たものを思い出しながら書き起こす
記憶の再生実験(2回目)
10日後に、また同じようにそれぞれのサンプルを書き起こしていきます。

2回目の記憶の再生実験の様子
これをもとに、今回は次のような実験結果が得られました。
この実験から、
・ 再生率(記憶している、思い出せるもの)
・ 印象度
が上位のサンプルが明らかになりました。次のようなものです。

で、何がわかるかというと・・・。
まず、記憶の再生実験の1回目を見てみると、上位3位にきているのは、
すべて変形(立体的)サンプルです。
このことから、短期記憶では立体的なものが記憶に残りやすいと結論づけられます。
つづいて、10日後に行った2回目の記憶の再生実験を見てみると、1回目と変わった点は、
・ 1回目の実験で1位だったサボテンのようなサンプルは2位になり、1回目で3位だったメガネのサンプルが1位になった。
・ 平面サンプルで「うどん」という文字が入ったものが3位に浮上した。
このことから、
・ 長期記憶でも立体的なものの方が記憶に残りやすい。
・ 立体的なものの中でも、抽象的なもの(サボテンらしきもの)より具象的なもの(メガネ)の方が記憶に残りやすい。
・ わかりやすい言語が入ったものは、長期記憶の残りやすい
ということがわかりました。
ここで、次の図をご覧ください。

人がものを記憶する際には、
・ 言葉に反応して記憶するシステム
・ 形や色に反応して記憶するシステム
という2つのシステムが折り重なって記憶します。
この2つのシステムと実験結果から、
・ 造形に特徴がある、特に平面ではなく立体的にすると良い
・ 造形物は、抽象的なものよりも、なるべく具象的(具体的)なものの方が好ましい
・ わかりやすい言葉をあわせて使う
これが、「記憶に残る看板」の必要条件になります。
サインデザインドットコムでは、このような実験結果や理論をもとに、看板デザインを作成しています。
これが、他社にはない私たちの強みでもあります。
サインデザインドットコムでは、各種デザインプランのご相談を行っています。






